UN Womenの運用する「ジェンダー平等のための基金」

  • 2014/02/22

ジェンダー平等のための基金

 

世界の人口の半分は女性ですが、その大多数は貧困のうちに暮らしています。

彼女たちの生活が変わるには、経済力と政治力が必要です。つまり、正々堂々と意見を述べ、選挙に立候補する権利を持ち、自分自身と家族を養う力を持つことです。

 

「国連ウィメンのジェンダー平等のための基金」は、世界中の女性の人生を変える手助けとなります。この基金のゴールは、複数年にわたり最大500万ドルの助成金を与えることにより、女性たちの経済的、政治的なエンパワーメントを達成することです。

 

助成金は直接、女性団体や政府および非政府組織(NGO)とのパートナーシップに与えられます。2009年にスペインからの6,500万ドルの援助で基金は設立され、次いでノルウェーからの300万ドル、メキシコからの80万ドルと続きました。基金総額は6,950 万ドルに達し、女性の権利とエンパワーメントに与えられる基金の中では、世界で最も大きく、かつ集金力のあるものの一つです

 

2009年の設立以来、この基金は3,750万ドルを(複数年にわたり)35ヶ国の40プログラムに与えてきました。助成金が認められるためには、プログラムは最高の水準に合致し、その効果は継続的に監視される必要があります。助成される団体には影響力があるからです。

 

「これまでの助成の成果」

  エルサルバドルでは、ジェンダー平等に関する法案が可決された。

  中国では3つの農村地域の女性たちが議会に議席を持つことと、政府機関に女性を登用させるためのトレーニングを要求している。

  スリランカでは、広範囲なマルチメディアの取り組みにより民族的、宗教的に少数派の女性たちが選挙に立候補できるようトレーニングしている。

  ルワンダでは15,000人の女性が土地や財産を相続したり、所有するための登録を行っている。これはごく最近、法的に認められた権利である。

  インドでは、ダリット(最下層民)の女性がロビー活動を行って、新政府プログラムに優先権を持てるようにした結果、7,200人の女性が仕事を得た。

  モロッコでは13のオアシスコミュニティに住む女性たちが、活発な協同組合活動により自立し収入を得るようになってきた。

これらのプログラムは、女性の経済的エンパワーメントを高め、モノ・収入・土地財産へのアクセスをよくする、という基金の目的に合致しています。

 

この基金は、地域・国内・世界というレベルで機能し、それぞれの国のジェンダー平等に関する政策法規をサポートしています。それはまた、国際合意で定められたジェンダー平等、即ちミレニアム開発目標や女子差別撤廃条約というゴールに到達することもサポートしています。

 

2009年に基金が開始したとき、127カ国から1,239団体が提案書を提出しました。提案書の要請総額は30億ドルでしたが、基金はその1.2パーセントしかサポートすることができませんでした。

ジェンダー平等性と女性の権利を大きく前進させるために、基金では国連加盟国・プライベートセクター・個人に対して、世界中の女性を助成することに欠かせない、この基金に貢献することを呼びかけています。

今こそその時です。ジェンダー平等のための基金にどうぞご協力下さい。

 

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