「第58回婦人の地位委員会(CSW)」の成果に関するステートメント

  • 2014/04/03

第58回女性の地位委員会の成果に関するプムジレ・ムランボ‐ヌクカ事務局長のステートメント

〈ニューヨーク〉.UN Womenは第58回女性の地位委員会の成果を歓迎します。 改革を目指すグローバル開発アジェンダは女性・女児のエンパワメントを中心に据えていますが、今回の会議で得られた合意はその一里塚といえましょう。

加盟国がMDGsのデザインや実施に欠陥があると分析しましたが、これは国際社会が総合的なポスト2015アジェンダを作る上で貴重な指針となります。委員会が指摘したように、ジェンダーによる報酬の不公平、女性に過重な無報酬の育児・介護労働、女性の意思決定参加率の低さ、差別的態度・規範・法制度などが前進を妨げています。委員会はMDGsが十分に扱ってない問題を見つけて、それに取り組むように勧告しました。

特に、加盟国は世界中の女性・女児を襲っている暴力の広がりを強調しました。委員会はまた質の高い教育、土地やその他の財産の所有・管理、女性の性・生殖に関する保健、リプロダクティブ・ライツなどを含む、女性の機会・資源へのアクセスを十分かつ早急に確保する必要があると指摘し、女性が公的部門およびプライベート・セクターの意思決定に十分参加できるよう、暫定的特別措置を含め、何らかの対策をとるべきだと勧告しました。

安全、人権、女性のエンパワメントはポスト2015に関する討議の中心を占めています。UN Womenは加盟国の多くがこれらの問題に取り組む維持可能な開発目標に支持を表明してくれたことに大いに勇気づけられました。この実現にはそれなりの資源に裏打ちされた政治的意思が必要でしょう。委員会がいみじくも指摘しているように、ジェンダー平等や女性のエンパワメントへの資金支援はまだ十分とは言えません。女性・女児への投資は大幅に増やさなくてはなりません。加盟国も強調しているように、これは維持可能な経済成長に相乗効果をもたらすでしょう。

女性の平等は人類の進歩であることは周知の事実です。未来の全体地図を作ればこの前提・約束を実現できます。58回女性の地位委員会は男女平等の実現に大きな弾みをつけてくれました。

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