親善大使エマ・ワトソン、初のウルグアイ訪問

  • 2014/09/28

UN Women親善大使 エマ・ワトソンさん、ウルグアイを初訪問。

女性の政治参加を求める – リーダーシップと決定権を持つ女性を増やすことが重要

(2014年9月17日、ウルグアイ、モンテヴィデオ発)

初めての海外訪問で、UNウィメンの親善大使を務める英国の人気俳優エマ・ワトソンさんは、あらゆるレベルにおいて女性の政治参加とリーダーシップが必要だと強調した。ワトソンさんのウルグアイ訪問は、まさに適切なタイミングで行われる。同国は国政選挙に向けて準備しているところで、今回の選挙に限定して初めて適用されるクオータ法で、国会議員の30パーセントを女性議員が占めることが確約されている。

UNウィメンの「ジェンダー平等基金」の支援団体、コティディアノ・ムへール等が主催する会議で、ワトソンさんは国内各地の女性活動家たちと面会し、あらゆる政治プラットフォームにおいて女性たちの声や活動を拡大していこうというストラテジーを傾聴した。

「女性の権利、特に政治参加とリーダーシップは、私にとって大切なものです。こうしてUNウィメンの親善大使としてウルグアイに来て、現場でこの役割について学び、最前線にいる方々の声を聞き、何がうまくいっていて、何がうまくいっていないのかを知ることができることを嬉しく思います。私はそうした声をもっと大きくし、支え、世界中の支持者たちと共にこの作業を分かち合うために来たのです」とワトソンさんは述べた。

「エマは世界中の若者たちにとって強力なメッセンジャーです。UNウィメンで我々が活動している問題に向けた彼女のコミットメントは、より多くの若い人々に訴えかけ、参加を求める私たちの力を何倍にも大きくします。若い人たちこそが、ジェンダー平等促進への鍵なのですから。今回の訪問は、女性の生活に影響を与える意思決定に女性が男性と全く同等に参加することの重要性に対する人々の関心を喚起するものです」とUNウィメン事務局長のプムジレ・ムランボ・ヌクカ氏は語る。

世界的に女性の政治参加率はいまだ低く、国会議員のわずか5分の1が女性である。ウルグアイでは、これまでの努力にも関わらず国会での女性の参加は13.1パーセントに留まっており、世界ランキングでは103位である(世界平均21.8パーセントを下回る)。

歴史的な変化をもたらすために、女性グループはクオータ法の活用や女性の社会運動と政党間の連帯を強化し、支援にさらなる刺激を与えている。

「女性は、国やコミュニティ、家庭に影響を与える事柄について意見を述べる権利を持つべきです。女性は人口の半分を占めているのですから。女性が意思決定の場に対等に参加することは、正義と民主主義に関わる問題なのです。そしてこれは優先順位の問題でもあるのです。女性は男性よりも、教育、健康、無報酬ケア労働、環境といった問題に重点的に取り組む傾向があるからです。これらは私たちみんなに影響を及ぼす、重要な問題です」とワトソンさんは述べる。

滞在中、ワトソンさんは大臣や政府官僚と会見し、若い女性政治家や活動家たちと共に、若者たちとの対話に参加する。国会議員とのイベントにも参加する。そのイベントでは、女性の権利に関する活動家たちがクオータ法の適用延長と選挙リストにおける男女平等を求める署名を提出する。このイベントは7月にスタートし注目を集めてきた「クオータ法にあなたの力を」キャンペーンのクライマックスである。

 

翻訳ボランティア 小島信江 訳

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