世界の指導者、活動家が「地球を50-50に!」キャンペーンをお披露目

  • 2015/04/03

国際女性デー プレスリリース

世界の指導者、セレブリティー、活動家たちが「プラネット50-50 平等な地球社会:ジェンダー平等を加速させよう」というキャンペーンをお披露目しました。―北京行動綱領20周年、その早期実現と持続のために大胆な行動を!―
2015 年3月10日

綺羅星のようなスターを招いたニューヨーク市のイベントでは有力なスピーカーがステージに立ち明快なメッセージを発信しました。「ジェンダー不平等は2030年までに終わらせ、完全な平等50-50を達成する」。この「プラネット50-50 平等な地球社会:ジェンダー平等を加速させよう」というイベントは北京で開かれた歴史的な第4回女性会議の20周年を祝うものでUN Womenによって主催されました。スピーカーたちは、過去20年間の進捗は遅すぎるとし、女性の権利、ジェンダー平等を推し進めるため、政府のより大胆な行動、市民のより幅広い動員を訴えました。

エレン・ジョンソン―サーリーフリベリア大統領、バン・キムン国連事務総長、ヒラリー・クリントン前国務長官の基調講演でイベントの幕が開きました。このイベントには政治家、芸術家、活動家が集い、2000人の聴衆に世界中の女性・女児の権利支援を強く訴えました。

1.エレン・ジョンソン―サーリーフリベリア大統領

エレンジョンソン

ニューヨーク市のイベントでスピーチするエレン・ジョンソン―サーリーフリベリア大統領

「今日、我々はお祝いします。でも実現への道のりはまだ長いのです」とエレン・ジョンソン―サーリーフリベリア大統領は述べました。「今こそグローバルな予定表を見直すときです。我々は地球の50-50を実現するため、北京女性会議の時の勇気、弾力性、持続性をもう一度発揮しなくてはなりません。我々はすでに経験もし、成果も上げているのでその上に積み上げていけるのです」

2.バン・キムン国連事務総長

「女性・女児の声はしばしば無視され、才能やイニシャティブも使ってもらえません。このような状況は世界の繁栄、安全の大きな妨げとなるものです」とバン・キムン国連事務総長は述べました。「リーダーたちはしばしば力を得るために女性を利用します。でも我々は女性の向上のために力を使わなくてはならないのです」

3月10日のお祝いで国連高官に自分が任命した女性たちの写真を誇らしげに見せるバン・キムン国連事務総長

3月10日のお祝いで国連高官に自分が任命した女性たちの写真を誇らしげに見せるバン・キムン国連事務総長

3.プムズィレ・ムランボ=ヌクカ事務局長

プムズィレ・ムランボ=ヌクカ事務局長は当夜のイベントの趣旨に鑑み、ジェンダー平等の社会の利点を強調し、すぐに手を結んでアクションを3月10日のお祝いで国連高官に自分が任命した女性たちの写真を誇らしげに見せるバン・キムン国連事務総長とる必要があると訴えました。「今夜は北京以降の成果を祝うときです。また今こそ我々の力を結集してまだ残っている仕事に取り組んでいくときです。今夜、私は世界に向かってSOSを発信します。ともに一層の努力を重ねていきましょう。もはや世界の人口の半分を取り残しておくわけにはいかないのです。女性・女児は真の発展、平和、開発、バランスのとれた世界に欠かすことのできない対等なパートナーです」ジェンダーバランスのとれた世界の利点を訴えるプムズィレ・ムランボ=ヌクカ事務局長

3月10日のお祝いで国連高官に自分が任命した女性たちの写真を誇らしげに見せるバン・キムン国連事務総長

ジェンダーバランスのとれた世界の利点を訴えるプムジレ・ムランボ‐ヌクカ事務局長

イベントはWABC(ニューヨークのラジオ局)のサード・バデリンワ氏の司会で第4回北京女性会議の20周年を祝いました。北京会議の参加者が若い活動家とともに喝采を浴び、まさに過去と未来が融合した瞬間でした。

4.ヒラリー・クリントン前国務長官

「20年前に女性の権利が人権であると宣言したことは画期的なことでした。でも幸い今では当たり前のことになりました」とヒラリー・クリントン前国務長官は述べました。「私には女性の限りない能力が解き放たれた未来が見えます。我々はこのビジョンを実現するための取り組みを加速していかなくてはなりません。これこそ21世紀最大の残された課題です」

UN Women主催のイベントでスピーチするヒラリー・クリントン前国務長官

UN Women主催のイベントでスピーチするヒラリー・クリントン前国務長官

アカデミー賞受賞のパトリシア・アークエット氏、ビル・デブラシオニューヨーク市長、グローバルな慈善家であるメリンダ・ゲーツ氏が世界中で女性が直面している現実にスポットライトを当てました。どこの国でも女性の多くは日常的に差別、暴力を受けているのです。

5.メリンダ・ゲーツ氏

「これを変えていくには行動しなくてはなりません。誰にその責任があるのでしょう。あなたであり、わたしです」とメリンダ・ゲーツ氏は述べ、賃金の男女格差をなくすよう強く訴えました。「我々には選挙権があります。我々は何かを買うとき87%の決定権を持っています。我々は財布のひもを握っているのですから、我々が買う会社がその従業員を公平に扱っているかを確認する権利があります」

6.ファラン・アクタル氏

UN Womenの親善大使であり、俳優・監督・歌手であるファラン・アクタル氏はインド出身で強姦・差別反対男性連盟の創始者でもあります。彼は「ジェンダー暴力や不平等は女性だけの問題ではありません。これは我々に母、妻、妹、娘がいるから言っているのではありません。これは人権問題で我々は皆人間だからです」と述べました。

ファラン・アクタル氏

ファラン・アクタル氏

7.チェリル・サバン氏

チェリル・サバン女性・女児自尊心財団の設立者であるチェリル・サバンは次のように述べています。「力の不均衡、ジェンダー不平等、暴力などのせいで少女や女性は自分たちの選択権、笑い、活力、芸術、音楽、子供時代、自分たちのアイデンティティーを失っています。こういうふうに考えてみませんか。雌ライオンはプライドを持って何でもやっています。あなた方も内なる”ほえ声”を見つけて少女のように走ってみてください」

チェリル・サバン氏

チェリル・サバン氏

イベントでは国連、市民社会、民間部門、ニューヨーク市民が一堂に会し、その様子はツイッターなどのソーシャルメディアで世界中に流されました。

(UN Womenウイクリーニューズより抜粋)

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