女性のエンパワーメント原則(WEPs)年次会合についての記事を紹介しています

  • 2016/04/18

ジェンダー平等は経済発展に不可欠。ビジネスリーダー、国連加盟国、市民社会組織が合意

2016年3月16日午後3時22分

国連グローバル・コンパクトとUN Women共催「女性のエンパワーメント原則」年次会合

 

ジェンダー平等は経済発展に不可欠。ビジネスリーダー、国連加盟国、市民社会組織が合意

国連グローバル・コンパクトとUN Women共催「女性のエンパワーメント原則」年次会合

2016年3月16日

 

(ニューヨーク、2016年3月16日)ジェンダー平等は基本的な人権であると同時に、世界の経済を牽引し、昨年採択された持続可能な開発目標(SDGs)の達成に不可欠なものであるとの認識に基づき、企業のリーダーが国連加盟国と市民社会組織と共に「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」年次会合に参加しました。会合の焦点は、女性と女児のエンパワーメントには開発のあらゆる問題を前進させる相乗効果があり、企業にはジェンダー平等を推進する大きな機会があるという点でした。

ニューヨークで2016年3月15日に開催された「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」年次会合 写真: UN Women/ライアン・ブラウン

ニューヨークで2016年3月15日に開催された「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」年次会合
写真: UN Women/ライアン・ブラウン

 

コスタリカルイス・ギジェルモ・ソリス・リベラ大統領は、基調講演で「今がその時です。北京+20で、そして2030アジェンダで、世界の持続可能な開発アジェンダにおける女性のエンパワーメントの重要性について国際的な合意が得られました」と述べ、ジェンダー平等を前面に押し出す社会は経済的に発展するだけでなく、より人間的な社会になります」と強調しました。

潘基文国連事務総長は「世界の人口の半分が、法律上また実際面でも、完全かつ平等な権利を保証されない状態では持続的な開発目標を達成することはできません」と説き、次のように述べました。「女性に投資する企業は、その投資効果を認めています。ジェンダー平等がビジネスの問題であることは明らかです。」

国連グローバル・コンパクトとUN Womenが共同で立ち上げだ女性のエンパワーメント原則(WEPs)は、企業に対してビジネスや社会において女性の力を活かす統合的で実践的なアプローチを示すものです。WEPsは、世界80カ国1,100人以上の企業トップが承認したもので、企業が主導するジェンダー平等の取り組みとしては最大規模のものです。第60回国連女性の地位委員会の開催に合わせて行われた年次会合では、SDGsの達成に向けてWEPsを実行し、その取り組みをさらに強化し、ジェンダー平等を推進するパートナーとして革新的な方法を追求している企業に焦点が当てられました。

 

UN WOMEN WEEKLY NEWS UPDATE(2016.3.21)より

 

翻訳協力:土居良子(実務翻訳スクール.com)

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「2030年までには男女間のいかなる不平等や不公平もなくさなければならない」潘基文

2016年3月16日午前7時11分

プムズィレ・ムランボ=ヌクカUN Women事務局長は、ジェンダー平等の達成には企業とのパートナーシップや連携が大切であると強調し、次のように述べました。「2030アジェンダの野心的な開発目標の達成には、民間企業のジェンダー平等への取り組みやコミットメントが不可欠です。あらゆるビジネスプランや戦略に、ジェンダー平等と持続可能性を盛り込まなければなりません。」

国連グローバル・コンパクトのリセ・キンゴエグゼクティブ・ディレクターは参加者に次のように述べました。「ジェンダー平等は未だ転換期にも達していません。何が女性の妨げになっているのか、率直な対話を行うべき時です。明らかな偏見も、無意識の偏見も、すべて撲滅する必要があります。ジェンダー平等は女性だけの問題ではなく、男性の問題、家族の問題、そして地域や企業の問題でもあることを認識しなければなりません。」

ジェンダー平等の進展を加速させるため、米州開発銀行、国連グローバル・コンパクト、UN Womenは、企業や政府のパートナーと共に、新しいギャップ解析ツールを開発することを発表しました。これは、企業がジェンダー平等のギャップを見つけるためのツールで、それによって女性のエンパワーメント原則の実施を後押しします。

ジェンダー平等のリーダーシップ賞を受賞した5名のCEO

2013年以降、年次会合では女性のエンパワーメント原則(WEPs)CEOリーダーシップ大賞を発表してきました。この賞は、ジェンダー平等に賛同し、WEPs、とりわけCEOが率先してジェンダー平等に取り組むとするエンパワーメント原則1を実行している企業トップに授与されるものです。

 

「女性の権利は人権だけではありません。すべての社会の発展の基盤でもあります」   2016年3月16日午前4時52分

United Nations CSW ‎@UN_CSW

パックス・ワールド・ファンドの社長兼CEOであり、WEPsリーダーシップグループの共同司会を務めるジョセフ・キーフ氏は、賞の贈呈時に次のように述べました。「WEPsは、企業や社会において女性の地位を向上させる有効なツールです。WEPs CEOリーダーシップ賞は、職場や市場、地域社会に変化をもたらしている具体的な活動や測定可能な影響に光を当てるものです。この名誉ある賞を受賞すると、ジェンダー平等の取り組みをさらに前進させる弾みがつきます。過去にこの賞を受賞した私の経験からそう言えます。」

2016年のWEPs CEOリーダーシップ大賞受賞者は次のとおりです。

  • 変化測定指標賞:ロレアル社(フランス)のグループ会長兼CEO ジャンポール・アゴン
  • 地域参画賞:トックスレストラン社(メキシコ)のCEO フェデリコ ベルナルド・デ・キロス
  • エンパワーメントを実現するための企業文化変革賞:オーリゾン社(オーストラリア)のCEO ランス・ホックリッジ
  • 7原則総合賞:ソデクソ社(フランス)のCEO ミシェル・ランデル、ソデクソ・チリ社(チリ)のラテンアメリカ地域長兼ソデクソ・チリ社社長 ジャネット・アワド
  • 実行に移せるビジネス事例賞:デロイトUK社(イギリス)のシニアパートナー兼代表取締役 デビッド•スプール
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UN Women
グローバル・コンパクトのWEPs会合において男性参加者のみの討論会への不参加に賛同するスタンディングオベーション。
2016年3月16日午前5時

横断掲載:https://www.unglobalcompact.org/news/3331-03-16-2016
女性のエンパワーメント原則(WEPs)年次会合の映像をご覧いただけます。

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