プムズィレ・ムランボ=ヌクカ氏、UN Women事務局長2期目に任命される

  • 2017/07/25

(ニューヨーク、7月5日)アントニオ・グテーレス国連事務総長はプムズィレ・ムランボ=ヌクカ氏を国連事務次長およびUN Women事務局長の2期目に再任しました。任期は4年です。

ムランボ=ヌクカ氏は再任に際して次のように述べています。「再任により、これまでの成果を前向きに振り返り、さらに活動に弾みをつけて前進していけると思います。これから新戦略計画(2018-2021)を実行に移し、加盟国や多様なパートナーがアジェンダ2030推進をさらに加速して、ジェンダー平等や女性のエンパワメント、そしてその中心にある女性の権利の実現を支援する所存です。UN Womenは設立10周年を迎えますが、これを機にさらにこの努力を加速するとともに、2030年までにSDGsを達成するために設けられた2020年までの重要な指標の実現のためにも邁進していきます。

事務総長は加盟国やUN Women執行理事会と協議してこの再任を決めました。執行理事会は6月27日―28日の2日間開かれ、今後4年間の戦略計画について話し合い、UN Womenの中核をなす任務と強いリーダーシップへの信頼を表明しました。

これまでの業績についてムランボ=ヌクカ氏はUN Womenスタッフの高い能力と真摯な仕事への姿勢を強調しました。「彼女/彼らのエネルギーと献身のおかげでこれまで直面してきた課題を乗り越えて、現在のこの組織が実現したのです。加盟国やすべてのパートナーの協力もあって、我々は女性・少女の未来に大いなる希望を持っています。ジェンダー平等がすべての人々の成果につながると確信しています」

ムランボ=ヌクカ氏の下、UN Womenは持続可能な開発のための2030アジェンダの中心に女性を据え、ジェンダー不平等を根絶するのはすべての人の責任であることを共通認識とする上で重要な役割を果たしました。事務局長は男性・少年を巻き込んだHeForSheのような大きな変革を可能にする運動をおこしました。彼女は差別的な法律、不平等な報酬、報酬の伴わないケアワーク、女性に対する暴力、選挙権はく奪、紛争、人道危機など女性の人生を大きく左右する重要な問題についての知識や話し合いを変えていくのに大きな影響力を及ぼしてきました。国連システムとの調整により実施されるフラグシッププログラムを通してこれを可能にしてきたのです。その結果彼女は革新的かつ不可逆的な変革を起こすために欠かせない政府及び非政府組織双方における支持基盤を強化してきました。

ムランボ=ヌクカ氏は市民社会の様々な立場で、また公的な代表者として女性・少女と協働してきました。焦点は少女の教育や政治的・経済的権利に置かれていました。民間部門、公共部門の女性達のためにジェンダー平等を進めたという経験も持っています。また自国、南アフリカのアパルトヘイト廃絶運動にも関わってきました。若い女性たちのためのプログラムのYWCAワールドコーディネーターとして世界中の若い女性たちと活動を共にしてきました。

ムランボ=ヌクカ氏は女性で初めて2005年から2008年まで南アフリカの副大統領を務めました。1994年に国会議員となり、公共サービスポートフォリオ委員会の座長となりました。また貿易産業副大臣(1996-1999)、鉱物エネルギー大臣(1999-2005)を歴任し、2004年には短期間ではありましたが芸術文化科学技術大臣代行を務めました。彼女はこれらすべての職歴で女性・少女の人生を改善していける政策、法制にかかわってきました。学歴としては技術教育分野の博士号を取得しています。

UN Women News from 07/03 – 07/10/2017 より
翻訳:本田敏江(国連ウィメン日本協会理事)

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