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北京会議+25周年記念キャンペーン

Beijing+25: Celebrating 25 years of championing women’s rights

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1995年の北京宣言及び行動綱領Beijing Declaration and Platform for Action of 1995 [2](北京行動綱領)は世界中の女性・少女のエンパワーメントを描いた未来志向のアジェンダです。中国北京で開催された第4回世界女性会議で189ヵ国政府によって採択されました。この会議はジェンダー平等提唱者の最大の集まりとして知られており、採択した政府は以下の12分野で戦略的かつ大胆なアクションをとることを約束しました。12分野とは、貧困、教育とトレーニング、健康、暴力、武力紛争、経済、権力と意思決定、制度的な仕組み、人権、メディア、環境、女児です。

 

2020年は北京行動綱領が作成されて25年目にあたります。この綱領は、公的であれ私的であれ、人生のあらゆる分野で男女平等参加を阻んでいるすべての障害をいかに取り除いていくかを網羅しています。ある程度の進歩は見られたものの、世界のほとんどの女性・少女にとって真の変革のペースは耐えきれないほど遅いのです。今日、ジェンダー平等を達成したと言える国はまだありません。様々な障害が法律や文化にそのまま残っています。その結果、女性はいまだに過小評価され、男性より多く働き、でも報酬は男性より少なく、人生の選択肢もより少なく、家庭や公共の場で様々な形の暴力を受け続けています。

 

[3]UN Womenは北京行動綱領が社会全体にした約束を守るために政府や市民社会を動員する中心的役割を担っています。UN Womenの行っていることはすべて、歴史的に軽んじられ、その是正をあまりにも長い間待ちすぎた女性・少女のためにジェンダー平等を達成することを目指しています。これは女性、男性両方にとって究極的により住みやすい、繁栄・平和・公正が実現した世界のビジョンです。

 

ジェンダー平等は今始まる

 

今日の世界ではどこでも女性も男性も、少女も少年も、自分のためあるいはあまりにも長い間口を封じられてきたり、烙印を押されたり、辱められてきた人たちのために声をあげられるようになっています。その多くは新世代に属しています。彼らは時をうまくとらえて新たな経済・社会・政治体制を描き出し、人権尊重、ジェンダー平等実現、だれも取り残さないことなどを訴えています。UN Womenは次世代の女性の権利アクティビストと20年以上前に北京行動綱領の作成に尽力したジェンダー平等提唱者やビジョンを持った女性達を一堂に集めようとしています。このような変革を起こそうとする人たちは、年齢やジェンダーにかかわらず、新しい全世代向けキャンペーン「世代間の平等:ジェンダー平等の未来を目指して女性の権利を実現」を通して女性のエンパワーメントといういまだ達成されていない大切な仕事に取り組んでいけます。

 

世代間の平等キャンペーンでは以下のことが求められています。男女平等賃金、無償ケアワークや家事の平等分担、セクシャルハラスメントや女性・少女に対するあらゆる形の暴力根絶、女性のニーズにあった健康管理サービス提供、政治への平等な参加、人生のあらゆる分野の意思決定への平等な参加

 

 一連の好機

 

2020年の北京宣言と行動綱領25周年記念はすべての女性・少女の人権を最終的に達成することを訴える良いきっかけになり、グローバル規模ですべての人が参加できるイベントとして実施されます。UN Womenは一年を通して21世紀の女性の権利運動に資する好機をとらえて活動していきます。