UN Womenニュース1

  • 2011/06/28

日本、UN Womenによるアフガニスタンでの女性に対する暴力根絶プロジェクト支援に450万ドルを拠出

 日本政府は、UN Womenによるアフガニスタンでの女性に対する暴力根絶プロジェクトを支援するために、今年度、450万ドルを拠出した。これは日本によるUN Womenへの拠出としてこれまでで最高のノンコア資金拠出である。日本は、また、2011年度のUN Womenへのコア資金に446,808ドルを拠出することを誓約している。

 「日本は、UN Women執行理事国初のメンバー国として、UN Womenの活動に積極的に貢献する意向である」と、国連女性の地位委員会日本代表の橋本ヒロコ氏は語った。

 さらに橋本氏は、「日本は、UN Womenが国連システムの中で、国連安保理決議1325号の履行を監視する指標を運用していく面で、また和平構築への女性の参画を加速させる面でリーダーシップ的な役割を果たすことを期待している」と、述べ、「その目的のために、アフガニスタンでの和平安定強化を目指して、日本政府は最近(1月に)、アフガンの女性に対する暴力撤廃委員会を支援するUN Womenのプロジェクトニ450万ドルを拠出した」と結んだ。

 UN Womenの「アフガニスタンへの支援」プロジェクトは、アフガニスタンで広範囲にはびこる女性に対する虐待や暴力をくいとめるために、同国政府がジェンダーに基づく暴力に関する法律を履行し、暴力被害者にシェルターを提供するのを支援するものである。

 同国の法律や政策の枠組みにもかかわらず、女性の人権侵害は多くは罪にも問われぬままに日常的に行われている。各種調査では、アフガニスタンでの女性に対する暴力は届けられていることを示唆しているが、2008年のグローバル人権報告が16州の4700人を抽出した調査では、女性の87.2%が少なくとも一つの形の、肉体的、性的、心理的暴力あるいは強制的結婚を経験し、62%が複数形態の暴力を、また17.2%が性的暴力を経験していることがわかった。

 アフガニスタンのUN Womenは、2002年以来、同国政府による女性に対する暴力根絶戦略の履行を支援している。

  訳 平野和子常任理事

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