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緊急支援・アピール

アフガニスタン大地震【支援活動報告】寄付目標370万円にご協力ください 12/31まで

防寒用品セットを女性たちに支給。アフガニスタン北東部クナル州。写真: UN Women Afghanistan

訪問してくれた皆さまへ~あなたのご寄付が大切に役立てられます

 

目標額370万円のうち現時点で集まったのは30%弱です。そして日本では早くもこの地震が忘れ去られた感があります。しかし、UN Womenアフガニスタン事務所は今この時にも人道支援を行っており、あなたのご寄付が支援継続のために大切に役立てられます。

 

地震発生から3ヶ月が経過。山岳地帯の被災地は今、冬を迎えて寒さ対策が急務です。そして救援活動さなかの先月3日に、今度は北部でマグニチュード6.3の地震が発生しました。女性に対する人権侵害、貧困・飢餓、繰り返す自然災害と、アフガニスタン女性たちは何重もの苦しみの中にいます。
UN Womenアフガニスタン事務所は支援活動を続けていますが、資金が全く足りていません。3万人を助けるために、国際社会に対して資金提供を呼びかけています。
国連ウィメン日本協会では、不足額250万米ドルの1%(日本円で約370万円)を目標として、日本においてこの呼びかけに協力してくださる企業、団体、個人の皆さまからの寄付を募っています

 

実施した救援活動

安全スペースを設置し、1600人以上の女性と少女が利用。写真: UN Women Afghanistan

30以上の村や避難キャンプにおいて2万1000人以上の被災者に人道支援を届けました。
食料パッケージ現金給付、毛布・衣類・防水シート・石鹸・生理用品などの必需品の提供を行いました。
・ジェンダーに基づく暴力や人権侵害から守るため、4か所に安全スペースを設置しました。1600人以上の女性と少女が利用しています。
移動支援チームを配備し、メンタルヘルスや心理社会的支援を含む保護サービスを7800人以上の女性と少女へ提供し、被災女性たちに支援を受ける方法を伝えて回りました。
・200人以上の女性を対象とした40以上のグループディスカッションを実施し、女性が意思表明する場を作りました。
・女性が救援活動のプロセスに参加できるようタリバンとの交渉などに尽力し、道を開きました。
・国際機関共同の被災調査・復興計画策定にあたり人的影響に関する章を主導し、女性と少女のニーズを明確にしました。
・救援の最前線にいる人道支援従事者に対して、性的搾取・虐待からの保護、安全・秘密厳守などの研修を実施しました。

救援過程において女性が意思表明する場を作ることはとても大切。写真: UN Women Afghanistan

 

あなたの不要なモノを温かい贈り物に変えてみませんか?

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真冬の寒さ対策が急務です
地震で被災した女性たちは今も7,700世帯以上が避難を余儀なくされ、仮設の避難場所に住んでいます。過密なテント、暗がり、水やトイレなど衛生設備の圧倒的な不足、医療の制限が特に女性や少女を苦しめており、保護のニーズは依然として緊急です。冬の到来や避難キャンプ内の生活環境によって命と健康がますます悪化しています。
女性は生計においても男性以上の被害を受けました。多くの人が収入源を失い、もともと大きかったジェンダー格差が拡大しています。被災地の女性たちはコミュニティの経済回復に参加し、裁縫、農業、家畜の世話などの仕事をしたいという意欲を示しています。それを後押しし、女性の声を反映するのもUN Womenの大切な役割です。

2025年8月31日の地震発生後も大きな余震が数週間にわたって続き、被害は拡大しました。その上、UN Womenが救援を休みなく続ける中で、活動に大きな支障をきたす出来事が発生しました。9月末のタリバンによる全国規模の通信遮断とインターネットの停止措置です。最前線の人道支援スタッフ達の連絡手段が奪われ、女性スタッフの安全が脅かされ、活動に不可欠の情報・記録の伝達を遅らせました。
その後活動は再開され、ここ数週間で緊急支援から復興支援へと段階的に移行している最中です。
UN Womenは地震という災害を機会に変える取り組みを行っています。復興段階から女性が再建に参加できるように尽力し、今後の社会参加の足掛かりを作るのです。

アフガニスタンではタリバンにより女性が人道支援に従事することも制限されているため、女性と少女が支援対象から取り残されるリスクに直面しています。国連の女性職員が現地入りするのも簡単ではありません。それでもUN Womenアフガニスタン事務所には長年現地の女性団体と協働してきた実績があるため、女性団体を通してきめ細かな支援を継続することができています。

【アフガニスタン大地震第1報】で被害の様子をご確認ください
https://www.unwomen-nc.jp/20250929-2/

 

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