【声明】スーダン・エル・オベイド:雨季の真っ只中、昼間のドローン攻撃、夜間の性暴力により、女性や少女が水を汲みに行く安全な時間帯が全くない
2026年7月24日付
ハルツーム/ナイロビ/ジュネーブ発 — UN Women (国連女性機関)は、スーダンのエル・オベイドで顕在化する女性や少女に対する暴力について深い懸念を表明します。同地では、昼間のドローン攻撃と夜間の性暴力により、女性や少女が水を汲みに行ける安全な時間帯が全くありません。これは、昨年エル・ファッシャーで記録された残虐行為と同様の傾向です。また、特に避難民キャンプでは、食料や医療をはじめとする必要不可欠な支援サービスへのアクセスも著しく制限されています。
来月には雨季がピークを迎える中で、致命的な水媒介性疾患のリスクを抑えるためには、安全な水の確保が不可欠です。スーダンではすでにコレラが蔓延しており、7月上旬時点でWHO(世界保健機関)には1,330件の症例が報告されています。免疫力を低下させ、女性や少女の間で深刻な懸念となっている栄養失調と、医療へのアクセス不足が相まって、彼女たちは重篤な病気や死亡のリスクにさらされ続けています。
UN Womenがエル・オベイドの女性や少女から聞き取った証言によると、日中は水源や給水所を狙ったドローン攻撃が行われるため、水を汲むには日没を待たざるを得ない状況です。暗闇なら空からの攻撃から身を守れるという認識から、女性や少女たちは、生存に不可欠で基本的人権の一つである「水」を手に入れようとしている最中に、嫌がらせやレイプをはじめとするさまざまな形態の性暴力にさらされています。
3年間にわたるスーダンの内戦で、性暴力は武器として用いられ、それはこの戦争を象徴する最も顕著な要素の一つとなっています。UN Womenのデータによると、スーダンでジェンダーに基づく暴力に関する支援を必要とする女性や少女の数は、内戦開始以来4倍に増加し、2026年には推定1,270万人に達すると見込まれています。
UN Womenが支援する女性主導団体は、他団体の手が届かない地域にも入って行き、女性や少女たちに必要不可欠な支援を提供しているスーダン人道支援の生命線です。しかし、これらの団体による活動は援助削減により深刻な影響を受けています。
UN Womenがスーダンで実施した調査では、対象となった女性団体の3分の2が、地域社会における安全な保護施設やジェンダーに基づく暴力への対策サービスが閉鎖、あるいは大幅に縮小したと報告しています。さらに、半数の団体は、緊急の財政支援が得られなければ、今後1年以内に活動を停止するか、完全な閉鎖に追い込まれると見込んでいます。
UN Womenは、包括的な和平交渉と戦争終結への道を開くため、即時停戦を改めて呼びかけます。あわせて、安全かつ妨げのない人道支援へのアクセス、国際人道法および国際人権法の完全な遵守、そして女性と少女の保護を要求します。人権侵害の加害者は責任を問われなければならず、被害者には司法へのアクセスと包括的な支援が保障されなければなりません。
和平プロセス、人道支援に関する意思決定、復興への取り組みに、女性が完全かつ安全に、そして有意義に参画できなければなりません。女性主導団体はスーダン全土の女性や少女たちにとって最後の生命線の一つであり、こうした団体への投資拡大が不可欠です。
