アラブ諸国の若者ボランティアがCOVID-19関連のネット上の誤報を監視

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2020年5月24日

COVID-19のパンデミックが続く中、アラブ諸国のHerStory ネットワークがマスメディアやソーシャルメディアを監視し、パンデミックによるジェンダーへの影響に関するストーリーを収集し、誤報や有害なジェンダーステレオタイプの発生を追跡するためのタスクフォースを確立しました。

このイニシアチブの下で、アラブ諸国から300人以上のボランティアが誤った情報の報告を文書化し、COVID-19が影響を与えている女性の生活、人道的状況、女性と少女に対する暴力、また緊急時対応を支援する女性の貢献などに関するニュースを収集しています。

さらに、ボランティアはCOVID-19に関するアラビア語のWikipediaの記事を更新して、地域レベルでCOVID-19を防ぐ方法に関する簡単で正確な情報を共有しています。ボランティアはまた、ジェンダー平等とCOVID-19の問題について啓発できるよう、トレーニングセッションに参加し、偽のニュースに対抗し、メディアでの有害なジェンダーステレオタイプをうちくずそうとしています。 

アラブ諸国のUN Women地域事務所長代行のMoez Doraid氏は、ボランティアが誤った情報や有害な固定観念への注意喚起の取り組みに尽力したと賞賛しました。「ボランティアがアラビア語でCOVID-19に関する明確で正確な情報や女性と少女への偏った影響について、より簡単にアクセスできるよう、取り組んでいることを誇りに思っています。COVID-19に関連する地域での女性に対する差別と暴力の事例の編集と分析について、すべての責任ある主体が効果的に対応するよう支援します。」と述べています。

ボランティアが3月中旬にメディアの監視を開始して以来、600を超えるニュースメディアやソーシャルメディアからの記事や情報が記録されています。この資料は、女性と男性の有害なステレオタイプと戦うためのプログラム介入を広報し、COVID-19とその女性と少女への影響に関する誤った情報に対処するために使用されることが期待されています。

カテゴリ: ニュース , 国連ウィメン日本協会

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