あなたが見逃しているかもしれない、ジェンダー平等についてのグッドニュースです!

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2020年9月4日

COVID-19は世界中の生活のあらゆる面に影響を与えているため、ニュースサイクルの中心で、私たちの関心とエネルギーのほとんどを占めています。パンデミックはまた、家庭内での無給の介護労働の不平等や家庭内暴力など、既存のそして増加しているジェンダーの不平等にさらに追い討ちをかけています。

その一方で、2020年の夏に達成した、いくつかのジェンダー、女性権利の視点から、前進的な重要なニュースがありました。まとめてご紹介しましょう。

1)スーダンは女性性器切除(FGM)を犯罪とする刑法改正を承認

5月、スーダン政府は、 女性性器切除を禁止する刑法の改正を承認しました。

医療施設またはその他の場所でFGMを行う人は、3年の懲役と罰金に処されます。

2)米国最高裁判所は公民権法がゲイやトランスジェンダーの労働者を保護すると判決

6月、米国最高裁判所は、ゲイとトランスジェンダーの労働者を差別から保護するために公民権法を支持する判決を 下しました 。

判決は、性に基づく差別を禁じた1964年の元の公民権法が性的指向および性自認に基づく差別にも適用されると述べました。

3)ニュージーランドは男女の平等な賃金を確保するための法案を可決

1972年以降、ニュージーランドの既存の法律では男女の賃金は平等に支払われることが保証されていますが、2020年7月に可決されたこの法律は、賃金平等に焦点をあて、これまで続いてきた低賃金の女性主導の産業を含め、男女の賃金が異なるが平等な価値のある仕事に等しく支払われることを保証します。

4)ムンバイの信号機が男女差別のないイメージを採用

ムンバイの信号機に は、典型的な男性のフィギュアだけでなく、女性のフィギュアが追加され、イメージチェンジをしました。

新しい信号機は、女性を排除する人々の潜在意識を是正し、すべての公的な場での女性の存在意義を促進することを目的としています。

5) 「Fortune 500」 の女性CEOの数は過去最高を記録

アメリカ最大の企業ランキングを示す「Fortune 500」は、 2020年に女性CEO数の新記録を達成しました。昨年の33社と比較して、37社が女性リーダーによる主導です。それでも「Fortune 500」での女性のリーダーは、10%未満に過ぎませんが、数字の増加は、より多くの女性CEOが誕生する傾向が続くことを示しております。 ちなみに20年前の「Fortune 500」での企業の女性CEOはたった2人でした。

6)コスタリカは同性結婚を合法化

コスタリカは、同性結婚を合法化した中央アメリカで最初の国、そしてラテンアメリカ全体で6番目の国となりました  。

憲法裁判所はすでに2018年に平等な結婚を支持し、18か月後の2020年5月に正式に同性婚禁止を解除しました。

カテゴリ: ニュース , 国連ウィメン日本協会

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