「女性に対する暴力撤廃国際デー」キャンペーン

記事をシェアする

2020年12月1日

コロナ禍で増大する女性に対する暴力!
ご寄付をどうぞよろしくお願い申し上げます!

今年も、11月25日の「女性に対する暴力撤廃国際デー」が近づきました。
UN Womenは、毎年、11月25日の「女性に対する暴力撤廃国際デー」から12月10日の「人権デー」までの16日間を、「ジェンダーに基づく暴力撤廃のための行動期間」と定めて、キャンペーンを行っています。

国連事務総長のリーダーシップの下、UN Womenが行っているこの「2030年までに女性に対する暴力を撤廃するキャンペーン(UNiTEキャンペーン)」は、各国政府、市民社会、女性組織、若者、民間部門、メディア及び国連システム全体が力を合わせて女性に対する暴力を撤廃するために闘うことを求めています。
今年のキャンペーンのテーマは、「世界をオレンジ色に:資金、対応、防止、収集」。
世界中をキャンペーンのシンボルカラーのオレンジ色に染めよう:
COVID-19禍にある今年のキャンペーンは、資金をジェンダーに基づく暴力(GBV)対応のために優先的配分する、COVID-19封鎖中も継続した適格なGBV被害者への対応を行う、各国政府によるGBV防止のための行動計画の作成、GBV対応のサービスやプログラムの改善のためのデータ収集などを呼びかけています。

COVID-19禍でのGBV、特に家庭内暴力の世界的な増加を受けて、本年5月、UN Womenは、この課題に焦点を当てた「陰のパンデミック」啓発キャンペーンを開始しました。ヌクカUN Women事務局長によると、アルゼンチンでの家庭内暴力(DV)の緊急通報は封鎖が始まって以来25%増加、シンガポールとキプロスのヘルプラインへの電話数は30%増加、米国の全国DVホットラインでは犠牲者数の増加などがみられるとのことです。ヌクカ事務局長は、COVID-19危機の中で拡大している「影のパンデミック」を阻止するために世界中で緊急な行動が必要だと訴えています。

皆様の寄付がどのように役立てられるか(例) 

US$40:女性・少女に対する暴力防止のための教師用マニュアル10冊の作成・配布(アルメニア)
US$100:男性・少年への教育・啓発に携わる女性活動家17人の育成(中東地域)
US$1,000:GBV被害者への的確な対応のための警察官70人の訓練(インド)

今、ジェンダーに基づく暴力撤廃のために行動を起こすことが求められています。
「女性に対する暴力撤廃国際デー」を機会に、ジェンダーに基づく暴力撤廃のためにご寄付をぜひよろしくお願い申し上げます。
寄付はこちら→ https://www.unwomen-nc.jp/donation
詳しくはこちら(英文)→ https://www.unwomen.org/-/media/headquarters/attachments/sections/what%20we%20do/evaw/unite%20campaign_2020_concept%20note_final.pdf?la=en&vs=5951

カテゴリ: ニュース , 国連ウィメン日本協会

寄付する