【ウクライナに関するUN Womenシマ・バフース事務局長の声明を発表】UN Women日本事務所Facebookより
2022年3月4日
27 FEBRUARY 2022 米国東部標準時
UN Womenは、ウクライナにおける軍事攻撃の激化を深刻に懸念し、特にウクライナの女性と少女の生命と生活に及ぼす影響に国際社会の注意を喚起します。私たちは、この最も支援が必要な時に、ウクライナの人々、特にその女性と少女を支援することに全力を尽くします。
現在の状況は、すべてのウクライナ人の安全を脅かしています。更に、難民や故郷を追われた女性や少女に対してジェンダーに基づく暴力のリスクが高まっています。ウクライナの状況を注視し、対応するためのあらゆる努力において、これらの要素を考慮しなければならなりません。そうすることによって、紛争の影響に関する早期警告のサインに適切かつバランスのとれた対応ができます。そのため、現場の市民社会団体の役割は、女性と少女の声を社会に届けるために、今まで以上に大変重要です。意思決定過程と人道支援に女性達自身を含めることは彼女たちの権利を守るために不可欠です。
国連事務総長は、即時停戦、緊張の緩和、外交と対話へ断固として戻ることを呼びかけています。また、事務総長は、増大する人道的ニーズと、ウクライナの人々への人道支援を強化するための措置を強調しています。私は、国際社会が支援のために結束する際、女性と少女を中心に据え、計画され、提供される人道支援がジェンダーに対応したものとなるよう強く求めます。
https://www.unwomen.org/.../statement-by-un-women...
https://www.un.org/sg/en/node/262058
ウクライナ危機への寄付のお願い
シマ・バフースUN Women事務局長の声明にもあるとおり、ウクライナの女性達は、かってない苦境にさらされています。2月24日現在、60万人以上のウクライナ人が国を捨てて近隣諸国に避難しているのです。このような状況下で女性・少女はジェンダーに根差す暴力の危険にさらされています。でも支援にあたる女性団体は砲撃などのために十分な活動ができていません。事態は深刻で差し迫っています。UN Womenはウクライナの女性達-家を捨てて愛する家族と生き別れになった女性達、人道支援活動を行うためリスクを冒しても本国にとどまった女性達、人権を擁護するアクティビスト達-としっかり連携していきます。
紛争下でも活動を続けているUN Womenを通してウクライナの女性達にぜひ暖かいご支援をよろしくお願いいたします。支援にご同意いただける方は、以下のサイトから寄付の手続きをお願いいたします。
■インターネットでクレジット決済を利用される方
以下のURLから1口1000円からでもお申込みいただけます。
https://kessai.canpan.info/org/kokurenwomennihon/donation/101056/
「団体へのメッセージ」に”ウクライナ”とご支援先がわかるようにご記入ください。
■インターネットを利用されない方
以下の、郵便局からの振り込みのご利用をお願いいたします。
郵便局 振替口座番号:00240-7-43928
口座名義:NPO法人国連ウィメン日本協会
通信欄:「ウクライナ」
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