緊急寄付キャンペーン: 戦火のウクライナで女性と少女のために活動を続ける UN Womenにお力をお貸しください!
2022年3月17日

写真:UN Women/Aurel Obreja
●ウクライナ危機の現状
たった2週間のうちに、ウクライナの戦争によって250万人(リリースの発表時)が難民となり、近隣諸国への避難を強いられました。このほとんどが女性や少女のため、避難にはジェンダーに根差す暴力、性的搾取や虐待、人身取引などのリスクが伴います。これはまさに第二次世界大戦がヨーロッパにもたらした難民危機以来、最大の規模です。
UN Womenは、この戦争がウクライナに暮らす、あるいは国を捨てざるを得なくなった女性・少女の生活や生計に及ぼす計り知れない影響に心を痛めています。
●UN Womenはどのような支援をしているのでしょうか
UN Womenは、ウクライナの女性達に寄り添っています。愛する家族と別れて国を後にした女性達、非常に困難な状況の中でリスクを顧みずにとどまった女性達、平和を訴え続ける人権擁護者やアクティビスト達としっかり連帯しています。
私達は、ウクライナやモルドバ国内で活動する女性市民団体と協力して、戦火に苦しむ人々を支援し、特に難民女性・少女に必要不可欠なサービスがいきわたるよう活動しています。モルドバは、ポーランドと並んで、人口1万人当たりの難民受け入れ率で最高値を記しています。モルドバは1万人当たり412人、ポーランドは450人の難民を受け入れています。
* モルドバやウクライナでは、私たちのパートナーであるIOM(国際移住機関)やケア・インターナショナルと協力して、緊急ジェンダー評価を行い、ジェンダーデータや女性の声が、この危機への人道的対応全ての局面の中心に反映されるようにしています。
* ウクライナを離れて難民となった女性やその家族が自分達の足で立てるよう、経済的自立を可能にする機会を探っています。
* モルドバでは、避難中の女性に必要不可欠のものを提供し、どのようなサービスが受けられるのか、彼女たちにどのような権利があるのかの情報を共有するようにしています。
私達は、ウクライナや近隣諸国の女性市民団体、国連常駐コーディネーター、国連カントリーチームと密接に協働し、女性・少女の変化していくニーズを把握できるよう、状況をモニターしています。
ウクライナの女性・少女としっかり連帯して活動しているUN Womenにぜひお力をお貸しください。
現在UN Womenの12の国内委員会は、その国に合ったウクライナ支援キャンペーンを展開して、成果をあげています。日本協会も、他の国内委員会と連携して、ウクライナをできる限り支援していく所存です。ご賛同いただける方は以下の方法で寄付にご協力頂けると幸甚です。
■インターネットでクレジット決済を利用される方
以下のURLから1口1000円からでもお申込みいただけます。
https://kessai.canpan.info/org/kokurenwomennihon/donation/101056/
「団体へのメッセージ」に”ウクライナ”とご支援先がわかるようにご記入ください。
■インターネットを利用されない方
以下の、郵便局からの振り込みのご利用をお願いいたします。
郵便局 振替口座番号:00240-7-43928
口座名義:NPO法人国連ウィメン日本協会
通信欄:「ウクライナ」