ウクライナ紛争2年間後:女性と少女たちは今

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2024年2月26日

2024年2月22日

2022年3月、キエフ産科病院で診察を受ける妊婦 写真提供:UN Women/Serhii Korovainyi

2024年2月24日現在、ロシアによる全面侵攻後の2年間、ウクライナの民間人は、戦争とそれによってもたらされた激変に耐えてきました。この紛争は、ウクライナに住むすべての人の生活に影響を与え、特に女性と少女を悲惨な状況に陥れました。

女性、子供、女性が世帯主である世帯は、資源や対応メカニズムが不足していることが多く、サービスへのアクセスが阻まれ、またジェンダーに基づく暴力などのリスクにさらされやすいため、最も脆弱な集団の一つにあげられています。

2024年には約1,460万人が人道支援を必要とすると予測されており、その56%が女性と少女です。

370万人の国内避難民のうち、56%が女性と少女

失業者のうち72%は女性

戦争が始まって以来、2千万人以上の男女が収入を失いました
出典:ウクライナの復旧・復興ニーズ評価の改訂

UN Women(国連女性機関)は1999年からウクライナで活動しています。2015年以来、UN Womenはその存在感とプログラムを拡大してきました。ウクライナでの不安定な状況と戦争の中で、女性と少女の権利が人道的対応の中心であり続けることがこれまで以上に重要になっています。

女性がこの紛争の影響に苦しみ続ける中、ウクライナのすべての人々の平和と安全を追求するために、緊張緩和・削減、紛争予防、その他、全プロセスの意思決定プラットフォームに女性が参加する必要があります。

https://www.unwomen.org/en/news-stories/in-focus/2024/02/women-and-girls-after-two-years-of-war-in-ukraine

カテゴリ: ニュース , 国連ウィメン日本協会

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