ガザ支援第6弾:UN Women(国連女性機関)ヨルダンもガザの15,000人の女性と少女に救援物資

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2024年2月29日

2024年2月26日

写真: UN Women/バシャール・アル=ジャバリ

(ヨルダン、2024年2月26日)-UN Womenはヨルダン・ハシェミット・チャリティー団体(JHCO)とパートナーシップを結び、ガザの15,000人の女性と少女に長く待たれていた救命物資を届けることができることになりました。ヨルダン軍の支援を受け、第一便は2月26日、貨物機でヨルダンを出発し、ガザ地区の女性と少女に人道支援を届けるため、アル=アリシュに向かいました。

「国連パレスチナ被占領地域(OPT)に対する国連フラッシュ・アピールの下、UN Womenは、OPT事務所とも連携し、ガザの女性を支援するためヨルダン・ハシェミット・チャリティー団体と提携しました」と、UN Womenヨルダン代表ニコラ・ブルニアット氏は述べました。「UN Womenは、ヨルダン政府が国際社会に向けて停戦を強く訴え、ガザへの人道支援、特に女性と少女への支援を強化するために揺るぎない努力を払っていることを称賛します」と付け加えました。

イスラエルの軍事作戦が続く中、190万人以上(ガザの全人口の85%)が強制的に避難させられています。その中には、忍び難い苦しみ、病気、飢餓の危険に耐えている100万人の女性と少女が含まれています。その半数がラファに避難し、行き場のない命の危険にさらされています。最近の数字によると、これまでのガザでの戦争で殺されたパレスチナ人の70%が女性と子どもであり、ガザでは1時間に2人の母親が殺されています。

JHCO事務局長のフセイン・アル・シェブリ博士は、「UN Womenとのパートナーシップは、脆弱なコミュニティを支援し、危機的状況時に支援を提供するという私たちの共通のコミットメントを反映しています。私たちは、ともにガザの女性と子どもが緊急に必要としている支援を提供しています」と述べました。

この支援に加え、UN Womenは世界食糧計画(WFP)と協力し、75,000人の女性とその家族に無条件の現金と食料バスケットを届けることを目指しています。最近では、UN Womenとエジプト赤新月社も、ガザの7000人の女性と子どもたちに緊急物資を届けています。

さらにUN Womenは、ジェンダーに対応したサービスを提供し、保護や福祉など、ガザの女性と少女が直面するさまざまな課題に取り組むため、女性主導の団体と提携しています。

UN Womenは引き続き、即時の人道的停戦を求めるとともに、女性と少女の保護と、迅速かつジェンダーに対応した人道支援への安全なアクセスを確保するための努力を惜しまないよう訴えていきます。

UN Womenが苦境にあるガザの女性と少女に人道支援を引き続き提供できますよう
ぜひお力をお貸しください!

■インターネットでクレジット決済を利用される方
 以下のURLから1口500円からでもお申込みいただけます。
http://www.unwomen-nc.jp/donation/#kifu
「団体へのメッセージ」に”ガザ危機”とご支援先がわかるようにご記入ください。

■インターネットを利用されない方
以下の、郵便局からの振り込みのご利用をお願いいたします。
郵便局 振替口座番号:00240-7-43928
口座名義:NPO法人国連ウィメン日本協会    
通信欄:「ガザ危機」

カテゴリ: ニュース , 寄付・キャンペーン

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