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国連「国際ガールズデー」オンライン チャリティ・イベント開催報告

「脅かされる少女たちの権利Sexual Reproductive Health and Rightsセクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(性と生殖に関する健康と権利)~今、求められていることは?~」

本イベントは、少女のエンパワーメントを目的に国連が制定した国際ガールズデー当日に開催されました。マレーシアのクアラルンプールから登壇してくださった福田さんが所属するIPPFは、世界のすべての人々が差別されることなく、自分の健康とセクシュアリティについて自由な選択ができる社会を目指し、性と生殖に関する健康と権利の情報とサービスを提供している国際団体です。

 

福田さんは、アジア太平洋地域における、若年女性の妊娠や出産、保健サービスへのアクセスと提供体制、児童婚や早期/強制結婚と女性性器切除/損傷の実情を驚くべきデータと共に、分かりやすくお話くださいました。コミュニティーから受ける様々な圧力の中で、少女たちが人生を左右する大事な決断をする力となり、その支えとなる鍵として提示されたのは、包括的性教育と思春期に配慮した性と生殖に関する健康ケアです。クイズを交え、チャット機能を活用して双方向のコミュニケーションをとるように工夫してくださった福田さんの笑顔とご講演は、10代~80代、60名の参加者にとって、今後の活動のヒントとなったことと思います。

 

 

寄付付のチケット購入者は20名、計51,000円の寄付につながりました。

昨年に続き、会議室と機材、スタッフを提供してくださった日本女性学習財団には心から感謝いたします。