UN Women(国連女性機関)事務局長による国際女性デー声明
UN Women事務局長・シマ・バフース氏による3月8日国際女性デー(IWD)に寄せたメッセージ
2026年3月6日付
2026年国際女性デー、おめでとうございます。
世界中の女性と少女たちが声を上げ、障壁を打ち破り、権利を勝ち取って来ました―今日はそのすべてを称える日です。
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私たちはこれほどまでにジェンダー平等に近づいたことはなく、同時にこれほどまでにそれを失いかけていることもありません。
今日、ドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力)に対するより強力な法律が整備されています。かつてないほど多くの少女が学校に通っています。女性運動はこれまで以上につながりを強め、可視化され、その重要性を増しています。
しかし同時に、今は矛盾に満ちた時代でもあります。
暴力は増加していて、それにはオンライン上の暴力も含まれています。また、反発は組織化され、豊富な資金資源を背景にしています。女性の権利はリアルタイムで、前例のないスピードで後退しています。家庭でも、オンラインでも、そして紛争の現場でも、不処罰が蔓延しています。
「権利、正義、行動。すべての女性と少女のために」をテーマに掲げた2026年国際女性デーは、私たちの集団的な転換点とならなければいけません。
権利と正義と行動のために立ち上がり、参加し、声を上げなければなりません。そうして初めて、すべての女性と少女が安全に暮らし、自由に発言し、平等に生きられるのです。
UN Womenはそれが実現される瞬間のために設立されました。危機の現場から法廷に至るまで、草の根から世界の権力の場に至るまで。
権利が否定され、正義の実現が遅れ、暴力が見過ごされているとき、私たちは女性や少女たちと共に立ち上がります。私たちは女性運動を支援します。私たちは常に、そしていかなる場所でも、暴力を受けたすべてのサバイバーと共にあります。私たちは様々な法律、制度、機関に働きかけ、女性と少女のために成果を求めます。
今日、私はみなさんに呼びかけます。すべての女性と少女のために―行動してください。
沈黙を破りましょう。
権利と正義を要求しましょう。
法の支配を守りましょう。
女性の権利運動に資金援助をしましょう。
不処罰を終わらせましょう。
法律においても、日々の生活においても、あらゆる場所で平等を実現しましょう。
みなさん、すべての女性と少女の平等な権利が実現されるまで、何も私たちを止めることはできません。
国際女性デーおめでとうございます!
