【声明】「国際反ホモフォビア・バイフォビア・トランスフォビアの日」に寄せて —UN Womenの声明―
「民主主義の中心に」
2026年5月15日付
2026年のテーマとして「民主主義の中心に」を掲げる今年の「国際反ホモフォビア・バイフォビア・トランスフォビアの日」(5月17日)にあたり、UN Women(国連女性機関)は、民主主義は、LGBTIQ+の人々の平等、尊厳、保護、そして生活のあらゆる分野への完全な参加を擁護し、包摂的で、代表性があり、説明責任を果たすものであるときに最も強固なものとなるとの考えを明確にします。
世界中で、LGBTIQ+の人々は、差別、暴力、そして犯罪化の高まりに直面しています。こうした傾向は、市民社会の活動の縮小、異議申し立ての制限、ジェンダー平等や人権の後退など、より広範な民主主義の後退の動きの一部です。
すべての人々の権利を保護し促進することは、民主的な多元主義を守り、説明責任を強化し、制度が奉仕すべき人々の多様性を反映させる上で不可欠です。こうした取り組みを日々主導しているのは、活動家やフェミニストのリーダー、女性人権活動家たちです。彼女たちは、しばしば個人や集団でリスクにさらされながら、権利や自由を後退させようとする動きに抵抗しています。しかし、市民社会に対する支援資金が減少しているために包摂的な民主主義の基盤は弱体化しており、活動への需要が高まる一方で、組織への負担はますます増大しています。UN Womenはパートナーと協力し、法制度や政策の改革を推進し、保護体制を強化するとともに、困難な状況下で変革を牽引するフェミニストやLGBTIQ+運動への支援を行っています。
「国際反ホモフォビア・バイフォビア・トランスフォビアの日」にあたり、私たちは各国政府およびパートナーに対し、包摂的であること、後退的な措置を撤回すること、市民社会の活動を保護し拡大すること、フェミニスト運動やLGBTIQ+運動に対して緊急かつ持続可能な投資を行うことを求めます。
