世界人道デー募金のお願い

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2019年8月13日

認定NPO法人国連ウィメン日本協会
メールマガジン49号
世界人道デー募金のお願い

8月19日は国連が定める世界人道デーです!
コックスバザール(バングラデシュ)で
過酷なキャンプ生活を送るロヒンギャ難民女性・少女に暖かい
ご支援を!

2017年夏以来、ミャンマーからバングラデシュに逃れてきたロヒンギャ難民は69万人にも達しています。その多くは女性と子どもで、いずれもミャンマーで家を焼かれたり、略奪されたり、暴力を振るわれたりしたため、命の危険を冒して歩いて逃げてきた人たちです。

◆UN Womenはコックスバザールの難民キャンプで難民、特に女性難民の支援にあたっています。具体的には多目的女性センターを建設し、様々な研修を行っています。それは、①栄養、衛生、災害への備え、家族計画、読み書きの知識、リーダーシップ、サービス情報などの基本的なもの、②将来の自立を目指した縫製や美容の職業訓練、③過酷な生活の中で心を病んだ女性たちのための心理カウンセリング、などです。このセンターはキャンプ内で孤立している女性たちにとって安全に集える場となり、多くの女性達は、お互いの悩みを語り合うことで生きる勇気をもらったと述べています。

◆難民の少女が体験した典型的な例をご紹介しましょう。

 17歳のセヌ・アラはミャンマーで暴力がエスカレートしているため、自宅を逃れ、1週間裸足で歩き続けてやっとコックスバザールにたどり着きました。のどの渇きと空腹に悩まされ、疲労も限界に達していました。「ミャンマーでは軍隊が沢山の家を焼き払い、ロヒンギャを誘拐したり、殺したりするのを見ました。ミャンマーを逃れたとき2日分の食料しか持てませんでした。5日間を食べ物なしに過ごし、運河の水を飲みました。夜は森で過ごしましたが、いつ軍が襲ってくるかとおちおち眠っていられませんでした。コックスバザールについて村人が食べ物をくれ、キャンプに入ることができて救われました」

 ◆キャンプ内の生活はどのようなものなのでしょうか。

 12歳のアミナはおもちを売りながらこう言っています。「お母さんは家でお餅を作り、私が道でそれを売っています。UN Womenからもらう支援金やお母さんの宝石を売ったお金では足りず、お餅を売るお金で野菜や他の食料が買えてとても助かっています。お母さんはブルカがないので外に出られません。小屋の中は狭くて暑くて、お母さんはお料理の煙で目やのどを痛めています」UN Womenの人道プログラムスペシャリスト、マリー・ソフィー・ペターソンによると共同のトイレはあるものののぞかれたりする恐れがあるので、自分の小屋に当座しのぎのトイレを作っている家庭が多いそうです。

 ◆マリーはこうも言っています。

 「難民女性達はただ援助を受動的に待っているだけのか弱い人たちではありません。彼女たちは家を失い、家族はちりじりになり、生計の道を失い、筆舌に尽くしがたい苦労を経験しています。でも彼女たちは強いのです。研修を受けて自立のためのスキルを習得し、尊厳のある暴力から解放された人生を夢見てがんばっています」

 ◆ロヒンギャ難民を他国の遠い問題と考えず、どうぞお心をお寄せください!

より詳しい情報をお読みになりたい方はこのURLをご覧くださ

「ロヒンギャ難民女性支援」実施報告

国連ウィメン日本協会は、ロヒンギャ難民支援のために、2018年度には2,590,568円の寄付をいたしました。引き続き、ロヒンギャ難民女性・少女の支援を続けていく所存です。世界人道デーにちなんでさらに皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

国連ウィメン日本協会は、ロヒンギャ難民支援のために、2018年度には2,590,568円の寄付をいたしました。引き続き、ロヒンギャ難民女性・少女の支援を続けていく所存です。世界人道デーにちなんでさらに皆様の温かいご支援をお願い申し上げます。

国連ウィメン日本協会のランディングページからご寄付できます

国連ウィメン日本協会は、昨年暮れ、新たにランディングページを開設いたしました。これは主に、インターネット上で、クレジットカード等によるご寄付を、よりスムーズに安全にお送りいただくために設定されたページです。以下のURLでご覧いただけます。

http://www.unwomen-nc.jp/donation/

UN Womenが世界で取り組んでいる女性たちのための3つの最優先課題、「人道支援」、「自立支援」、「暴力根絶」の課題解消にむけて、皆様の温かいお気持ちが、女性たちに届くよう、国連ウィメン日本協会は、今まで以上に活動に力を入れていく所存です。皆様の継続的なご支援がそれを可能にします。どうぞよろしくお願いします。

なお、「プレゼント当選」や「○○協会からの寄付金を送金」などをうたった振り込み依頼にご注意ください。

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【発行】<認定>NPO法人国連ウィメン日本協会

〒244-0816横浜市戸塚区上倉田町435-1男女共同参画センター横浜1階

Eメール:unwjnc@aroma.ocn.ne.jp

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カテゴリ: UN Women日本事務所 , ニュース , 寄付・キャンペーン

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